当院待合い室の天井は『青空』模様です。
心地よい音楽が流れ、緑が呼吸し、アロマやお灸のもぐさの香り漂う安らぎの空間の中、【鍼灸カラダ・メンテナンス】で「永く健やかに、永く楽しく」快適に生きるためのエネルギーをチャージしていただく。
そして、「今日も1日がんばろう!」「明日からも毎日がんばろう!」と
爽やかな笑顔で帰っていただけたら・・・。
そんな思いを込めています。
人間には本来、体をいい状態に導こう、修復・回復し元気にしようという素晴らしい自分の力、『自己治癒力(自然治癒力)』 が備わっています。鍼灸は極めて細い‘はり’と、よもぎから作るもぐさの‘お灸’を用いて体のツボを刺激し、この力をひきだし活かす東洋の伝統医療です。自分自身の力を用いた‘からだに優しく、気持ちよい’お手入れなので、副作用の心配なく、薬の使用を控えたいお子様や妊婦さんにも安心です。
鍼灸は病気を患っている時、健康である時、どんな状況においても、養生の基本となる[食事・睡眠・活動と休息]を整えます。「美味しく食べる、ぐっすり深く眠る、気持ちよく過ごす」を体感し、自分らしく‘いきいき’と暮らせるよう、『生活の質』を高めます。
鍼灸カラダ・メンテナンスは家や車、愛用品(楽器やスポーツ用具)のメンテナンスと同じく、まめにお手入れすると体といい状態でつき合っていくことができます。『健やかな人生は1日にしてならず、継続は力』と言いますが、小さな積み重ねが、1年2年、10年20年、何十年後々、知らず知らずのうちに病気や老化の回復と予防に大きな力となってくれます。
◎血液やリンパ液の流れをよくする ◎自律神経、内分泌(ホルモン)を整える ◎筋肉の緊張を緩める
◎痛みや苦痛を和らげる ◎内臓の働きをよくする ◎免疫力、自己治癒力を上げる
◎新陳代謝を高める(細胞に酸素や栄養を運び、老廃物を取り除く)
体は実に正直です。心身の状態が身体に多数ある‘ツボ’にサインを出しています。そのツボの状態や反応を確かめながら、心地よい『鍼の響き、灸のぬくもり』で体と会話します。施術後に「はぁ~」と喜びのため息がこぼれ、さっきまで険しかった顔が柔らかく優しい顔になります。‘からだ’がゆるむと‘こころ’もゆるみ、体はとても素直です。
お一人お一人の個々の体質、体調、生活習慣などお話をよくうかがい、診察をし、トータル・カラダ・バランスを把握します。そしてその時々のご要望に沿った鍼灸メニューでよりよい結果を出せることを目指します。症状の状態、原因、経過、改善方法などはわかりやすく丁寧に説明し、必要であれば、適切な生活や姿勢、軽い運動療法のアドバイス、家庭で出来る貼る鍼や温灸のご指導も行っております。
一般的な鍼灸に加え、医師が臨床に取り入れている[良導絡鍼灸]を取り入れています。[良導絡]とは、昭和25年に中谷義雄医学博士によって提唱された自律神経やホルモンバランスの調整に優れた診断・治療法で、問診での自覚症状や[健康バランス検査=良導絡測定]結果をもとに効果的に治療します。この療法は、東京オリンピックの体操で金メダルを獲得した小野孝選手が肩の痛みを治したこと、大阪医科大学のペインクリニックで臨床に活用されたことで注目されました。海外にも研究所が設立され、外国の方にも高く評価されています。
(良導絡研究所 http://www.ryodoraku.co.jp/f_kenkyujo.html)
~良導絡~ 中谷義雄 著 より⇒
江戸時代の儒者名医[亀井南冥先生]のことば
『医は意なり、意は学より生ず、方に古今なし、治を期するを要す』